「嫌いな人」の悪口を言わないようにすることが大切です。
アウトプットで述べましたが、言う、書くはアウトプット行為で、インプットされた情報の記憶を定着化させる行為です。
悪口を言っているときは、確かにドーパミンが出てスッキリした気がしますが、次のドーパミンを出すためには1回悪口を言っていたのが2回悪口を言わないと分泌されません。
ドーパミンは高いハードルを乗り越えなければ分泌されないからです。
そのうちに文句の耐えない人になってしまいます。
どんな人間にもいいところは必ずあります。
それを褒めてあげるのです。
嫌な人を褒めるようにすると、不思議と面白いように人間関係が変わっていきます。
これが本人の耳に入ればその効果は絶大ですが、そうはならなくても好転します。
なぜならば、褒めることは相手のよいところ探しに繋がるからです。
人は「良いところ」と「悪いところ」の両方を持っています。
全てがよい人なんていません。
短所・長所は表裏一体で状況により変化するもの。
例えば「不注意でミスが多い」は「あまり細かいことにこだわらないおおらかな性格」とも言い換えることができると思います。
あなたに細かいことを口うるさく言う上司は、言い換えると「熱心」です。
「無関心」より何倍もいいでしょう。
悪いところを探せば短所が見つかって、嫌いになる。
良いところを探すと長所が見つかって、好きになる。
本人に直接褒めるのが一番効果的ですが、影で褒める、心の中で褒めるでも全く違う結果になっていきます。