睡眠の重要性 心理カウンセラー 札幌 カウンセリング 札幌

人間の体には自然治癒力があります。

多少のストレスがかかっても、自分の力で自然に回復できるようになっているのです。

ただし、その自然治癒力を発揮するためには最低限の条件があります。

1つは「睡眠」
2つは「運動」
3つは「休息」

です。

この条件さえ整えれば多少のストレスがかかっても自然に回復し、心や体を壊すことはありません。

つまり、自然治癒力は心と体をリセットするものと言っていいと思います。

気をつけることがあります。

仕事が忙しかったり、残業で帰宅時間が遅くなったりして「休息」がとれない、「運動」をすることができない、「睡眠」時間が短くなるような場合は自然治癒力を発揮することができなくなってしまいます。

例えば、睡眠時間が4時間しかとれない。

こんな状況では心と身体の疲れは回復しないので、ここで述べる身体リセットは行うことができません。

「睡眠」「運動」「休息」は体と心の疲れを取るだけではなく、「感情」もリセットさせます。

どれだけ忙しくても自己防衛のために「睡眠」「運動」「休息」は重要視してください。

夜寝れているか、ただこの一言の質問でメンタルが健康かどうかがわかります。

ぐっすり寝れている、熟睡間があるという方は問題ありません。

一方、寝つきが悪い(30分以内に寝付くことができない)、中途覚醒がある、早朝覚醒があるという方は要注意です。

ほとんどのメンタル疾患に共通するものは睡眠障害です。

うつ病の方では夜、寝れない、そう病の方では夜寝ないなど。

逆にメンタル疾患がよくなれば睡眠障害も改善されてきます。

睡眠はメンタル疾患の悪化若しくは改善の指標となるものです。

睡眠がしっかりととれていれば、うつ病にはなりません。

睡眠はこのように、メンタル疾患の予防にもなるのです。

厚生労働省のうつと睡眠に関する調査によると、7~8時間睡眠の人が最もうつ病発症が低く、5時間未満の人が約47パーセント、10時間以上の人が約50パーセントとなっており、極端に睡眠時間が長いか短いかによって「うつ病」発症の確立が異なっていることが分かります。

「睡眠不足」「寝すぎ」は要注意です。

精神的な健康状態を示す指標でもあり、精神的な不調の「原因」でもり「結果」でもあります。

睡眠不足によってストレスは増大します。

逆に、私たちの「苦しい」を取り除く簡単な方法は「睡眠」といってもいいでしょう。

「過労死」が問題になって久しいですが、「過労死」とは、残業や休日出勤などで「休息」する暇がないほど忙しく働いていた人たちが、ある日突然心筋梗塞や脳卒中で亡くなることです。

過労死の原因は疲れがたまってと主我勝ちですが、そうではありません。

ある研究によると過労死の原因となる心筋梗塞や脳卒中などの発生率は仕事の量や質と相関するのではなく、「睡眠時間の短さ」と相関していたのです。

週40時間で、残業のない人の平均睡眠は約7時間ですが、残業が1か月に80時間の人は平均約6時間です。

残業が1か月に100時間の人は約5時間になります。

100万人以上を対象に行われた睡眠時間と死亡率について調査したデータによると、1日6.6~7.5時間の睡眠をとっている人が最も死亡率が低く、それより短くても長くても死亡率が高まることがわかりました。

また、毎日の睡眠時間が6時間未満の人は、6~8時間の睡眠をとっている人に比べて、若くして亡くなっている人が12パーセントも多いことが判明しました。

睡眠不足や長時間睡眠は命を削るものです。

人間の身体は睡眠中に副交換神経が優位になって、全身の臓器や細胞が「修復」されます。

この「修復」がないと色々な病気になってしまいます。

睡眠不足が十分にとれていないと睡眠中の「修復」が不十分となって心血管系疾患のリスクを大きく高めます。

逆に言えば、かなりハードな仕事をやっても睡眠さえしっかりととれていれば、心も体も健康でいられるということになります。

バリバリ仕事をするためには「質の高い睡眠」を「十分」にとることが重要です。

適切な睡眠時間は約8時間といわれています。

また、睡眠は量ではなく質も重要です。

何時間寝たのかよりも「熟睡感」があるかないのかのバロメーターが重要です。

「熟睡感」とは朝起きたときに「あ、良く寝た、すっきりした」という感覚です。

朝起きたときに「もっと寝ていたい、もう朝だ」というのは同じ8時間睡眠でも睡眠による疲労が回復していないことになります。

7時間以上寝ているか、そして「熟睡」しているかが重要です。

人がグッスリと寝て、疲れを回復させるためには「眠気を催すメラトニン」の分泌が不可欠です。

メラトニンは朝太陽の光を浴びて14~16時間後に分泌されます。

「睡眠物質」「眠気を誘うホルモン」とも呼ばれるメラトニンが分泌されると、眠気を催しぐっすり寝ることができます。

メラトニンを促進させる3つの方法

1部屋を真っ暗にして寝る
メラトニンは光を嫌う性質があり、目を閉じていても光が入ることによりメラトニンの分泌は抑制されます。
豆電球も消すことをお勧めします。
2入眠前は、ブルーライトを見ない
布団に入る1時間前には、大きな音楽やTV、DVD、スマホを見るのはやめましょう。
ブルーライトが目を刺激してメラトニンの効果が発揮することができません。
3朝太陽の光を浴びてから14~16時間後にメラトニンは分泌されます。
逆算して夜10時に寝たければ朝6時から8時の間に起きて、太陽の光を浴びなければなりません。
朝の太陽の光を浴びず日中までゴロゴロしていると、メラトニンが分泌されず、夜に眠気が催されず夜更かになってしまい、次の日の朝、眠くて起きられないという悪循環にはまってしまいます。
規則正しい生活(特に朝はきちんと起きて太陽の光を浴びる)ことが大切です。

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