他人は変えられない

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最近DVが大きな社会問題として取り上げられるようになりました。

私が警察をやっていたときも、「ずいぶんDVの110番が多くなったな」と感じていました。

以前のブログにも書きましたが、男女では脳の根本的な違いがあり、男性は理由、理屈を求めるのに対して女性は感情、共感を求めるものです。

付き合っているときなど一定の距離があれば特に大きな問題となることは少ないのですが、同姓したり結婚したりすると距離が一層近くなり、相手の嫌なことが目につくようになっていきます。

いわゆるハリネズミのジレンマです。適度な距離があれば暖かくお互いにいい思いをすることができますが、近すぎるとトゲが刺さってお互いにいたい思いをします。

男性は女性よりも口下手なことから、思わず手を出して自分の意見を押し通そうとします。

女性は感情の生物ですから、火がつくと一向におさまることはありません。

それに対して手を出してしまうのがDVです。

当カウンセリングでは、元警察官でDVに詳しい私が自信をもって対応策をアドバイスすることができます。

お困りの方は、札幌ゆめの杜カウンセリング までご連絡ください。

人間関係がうまくいかない理由 心理カウンセラー 札幌 カウンセリング 札幌

人は他人を変えようとします。何故ならば自分を変えたくないからです。

他人を変えることによって人間関係を保とうとします。

夫や、妻の性格を変えたい。子どもにもっと勉強するよう変わってほしい。威圧的な上司がいれば、性格が変わってほしい。やる気のない部下を変えたい。自分の意見を押し付ける友人の性格を変えたい。
など、ほとんどが相手を変えたいという悩みです。

しかし、残念ながら他人の「性格」や「人格」はまず簡単に変えることはできません。自分を変えたくてカウンセリングを受けたとしても、本人が「変わりたい」と思って努力しても数年かかるわけですから、他人を「変える」ということはほぼ不可能と言ったほうがいいと思います。

心理学者エリック・バーンは「過去と他人は変えられない、しかし今ここから始まる未来と自分は変えられる」という有名な文言があります。

しかし、多くの人は他人を変えたいと思い、他人を変えたいと望みそのために膨大な時間とエネルギーを使っています。

それこそが人間関係がストレスになる最大の原因です。

変えようとする人もそうですが、変えられようとしている人も強大なストレスと苦しみを生み出します。

人間関係を変える第一歩は、相手を「肯定する」ことです。

ロジャースは無条件肯定の必要について説いています

これがなければ、コミュニケーションが始まらず、相手も心を閉ざしてしまいます。

相手の欠点やあなたが見て相手のダメな人間性を一旦認める、それによって初めて人間関係を良好にするスタートラインに立つことができます。

逆にあなたが嫌いな上司がいたとします。「仕事もそんなにできなく、人間性も最低、尊敬できない、話しもしたくはない」と考えるかも知れません。

ですが、同僚のBさんはその上司とうまくやっている、人間関係にぎくしゃくしていないなんてことがあります。

あなたかしてみれば、本当に不思議なことかもしれませんが、事実は事実なのです。

本当に人間性が悪ければ全ての人から嫌われているはずです。

そもそも会社の代表等からの信頼がなければ、責任あるポジションにはつけないと思います。

あなたが嫌いだと思っている以上、口には出さなくても相手と信頼関係はフラットではありません。

そんな状況では人間関係を良好にさせるテクニックを使っても改善されません。

まず、相手を一人の人間として肯定するところから始めないと、建設的なコミュニケーションはスタートしません。

人間関係がうまくいけば、仕事も家庭も上手くいき、ハッピーになります。

職場で、強い不安、悩みがあると回答した人は6割もいまして、そのうち一番の悩みに挙げたのが、仕事の質や量ではなく人間関係です。

うつ病の原因として挙げられることが多いのが、職場の人間関係から来るストレスです。

つまり、職場の人間関係が上手くいけば、ほとんどの職場上でのストレスは消失し、誰もが楽しく前向きに働けれるようになります。

誰にでも嫌いな人はいます。ただ、それを嫌いじゃないに変えることは可能です。

仕事への不満やストレスは、あなたも色々抱えていると思います。

「今の仕事が自分には合わない」

「仕事の量や質」に不満がある」

「やりたい仕事をやらせてもらえない」

「希望勤務地に異動させてくれない」

「会社は好きだが、今の仕事内容は好きではない」

他にも人それぞれ、不平・不満はあるかと思います。

仕事の質や量に関する不満があっても、親身になって相談にのってくれる上司や色々と話しかけてくれる先輩、手伝いをしてくれる同僚や部下がいれば、それだけでストレスがかなり軽減されるものです。

つまり、職場の人間関係がよいか悪いかによって、あなたが受けるストレスは変わります。

人間関係を変える第一歩は「相手を肯定すること」です。

相手を嫌いになるという感情は「脳のエラー」として捉えます。

よく人間関係の中で「相性がいい、悪い」という言葉が使われますが、「相性」は「個人の思い込み」や「先入観」に過ぎないものだと思います。

「相性がいい」とは「単にお互いの印象が良かっただけ」という表面的なものです。

本質的な相性なんて存在するのかどうか疑問です。

本質的な相性がよければ、最高だったカップルが短期間で分かれたりはしないでしょう。

ですから、初対面の相手の印象が良くなくても「この人とは相性が悪い」とレッテルを貼らないこと。

「もっと話しをしてみないとわからないぞ」

「もっと、付き合ってから考えよう」

と考えることです。

「相性」=「先入観」です。

先のブログにも書いていますが、先入観を持てばそこから偏見が生まれ物事をただしくニュートラルに判断することができなくなってしまうからです。

恋愛なら「相性がいい」と喜ぶのはいいでしょうが、職場内の人間関係で「相性が悪い」と相手を敬遠してはいけません。

それが、人間関係の幅を小さくし、結局自分が苦しい思いをしてしまうからです。 

次に、人は自分と似た人を嫌いになるということについて書きます。

人は自分自身の短所や欠点と直面したくないという心理傾向があります。

私は自分で講演したビデオを観るのが嫌です。

「恥ずかしいからです」

自分のしゃべり方の欠点や変なクセに観ていられはしないのです。

こういうのは、他の人にも当てはまります。

自分が持つ欠点や弱点と同じものを相手が持っていると、それを攻撃したり時には腹立たしく感じることがあります。

「同族嫌悪」という言葉がありますが、心理学では「投影」と呼ばれています。

自己の悪いところを認めたくないとき、ほかの人にその悪い面を押し付ける心の働きのことです。

よく、職場で一人悪い人を作って(悪くないのに)、その人のせいにすれば丸く納まるという、ひどいことがあると思います。

その心理に近いものがあります。

ですから、本能的に「嫌」「嫌い」と感じる人は、自分と同じ者同士だったということがよくあります。

相手をよく観察してみる、腹を割って話してみる、すると案外、自分との共通点が多かったということがあります。

次に脳のエラーについてお話します。

人は人を「好き」「嫌い」かで判断しがちです。

人間の「快」「不快」は脳内の「へんとう体」で本能的に瞬時に判断されます。

人の好き嫌いに限らず、身の回りで起きている全ての出来事について、脳は「快」「不快」を即座に判断し、「快」と判断したものには近づき、「不快」と感じたものは回避します。

食べ物についてもそうです。

美味しかったものはまた食べたいと思うし、美味しくなかったものは二度と食べたくないと思います。

この脳のラベリングは、はじめての反応(第一印象)によって、ほとんど決まります。

へんとう体は原始的な脳で、危険な食べ物は食べない、危険な場所には行かないなど生存するために必要な脳です。

ある心理実験によると、人間の印象は初対面で90パーセント決定し、あとからその印象を変えるのは非常に難しいという結果が出ています。

このように初対面の影響力が大きいことを心理学では「初頭効果」といいます。

脳は「快」「不快」「好き」「嫌い」の二者択一で、初対面の人を判定し、無意識にレッテルを貼ります。

相手の内面や本当の性格を一切考慮せず、一瞬で「嫌い」というレッテル貼りをしてしまう。

そんな脳のエラーを信じて人間関係を作れないのはもったいないです。

「好きではない=嫌い」もへんとう体によるエラーです。

へんとう体は自分を守るという原始的な脳であることを説明しました。