1 現状
そう状態とうつ状態を定期あるいは不定期に繰り返す病気
日本人全人口の0.5パーセントが罹患しているとされています。
2 症状
気分の波は誰にでもあることなのですが、それが大きくなりすぎたものが躁うつ病です。
躁うつ病は一型とニ型で大きく分類されます。
一型は入院を必要とするレベルのもので、誰が見ても明らかに誇大妄想や多弁、多動、不眠などを伴います。
また、怒りっぽく、些細なことでトラブルになってしまします。
金銭感覚も麻痺し、多額の買い物を平気でしたりします。
かと思えば、急にうつ状態になってしまいます。
3 対策
薬物療法が中心となります。
炭酸リチウム、バルプロサン等を投与し、気分の波をさざなみにしていきます。
4 退院後もしばらくは服用を続けなければなりません。
うう病と同じく双極性も非常に再発率が高い病気です。
5 落ち着いてきたらカウンセリングを受け、考え方の偏りを戻していきます。